
「運がいい人」には共通点がある?
心理学から見る幸運の特徴

「あの人は、運がいい」
私たちの身の回りには、同じような環境にいても、なぜか物事がうまく進む人がいます。一方で、「自分は運が悪い」と感じている人もいるでしょう。運というと、生まれ持ったものや偶然によって決まるものだと思われがちです。しかし、心理学の分野では「運のいい人には、ある程度共通した考え方や行動がある」と考えられています。
今回は、イギリスの心理学者リチャード・ワイズマン博士の研究をもとに、「運がいい人」に共通する特徴について考えてみます。
運は本当に偶然だけで決まるのか
心理学者、リチャード・ワイズマン博士は、幸運と不運の違いに関心を持ち、「運がいい人」と「運が悪い人」には何か違いがあるのか、という研究を行いました。
その中で、運がいい人には共通する考え方や行動があることが分かっています。
例えば、人との付き合い方です。
普段からいろいろな人と話している人は、それだけ新しい情報が入ってきます。誰かとの何気ない会話から、仕事につながる話を聞くこともありますし、知り合いを通じて別の人を紹介してもらうこともあります。こういうことが続くと、周りから見れば「運がいい人」に見えるかもしれません。
ただ、その人にしてみれば、特別なことをしているつもりはない場合もあります。運がいい人は、偶然の出会いを生かすための「窓口」を多く持っているともいえるでしょう。
運がいい人は、新しいことに目を向ける
運がいい人には、行動の範囲が比較的広いという特徴もあります。
いつも同じ場所にいて、同じ人とだけ話して、同じことをしていれば、入ってくる情報もある程度決まってきます。
反対に、少し違うことをしてみると、それまで知らなかったものに出会うことがあります。例えば仕事でも、「今までこうしてきたから」と、やり方を変えないことはあります。もちろん、今までのやり方を続けることが悪いわけではありませんが、新しい方法を知ったときに「そんなやり方もあるのか」と一度見てみるだけでも、少し違ってくるでしょう。
何かを始めたからといって、必ず良い結果になるわけではありませんが、何もしなければ出会わなかった情報や人に出会うことはあります。
「知らないものを避ける」のではなく、「まず知ってみる」という姿勢が重要なのかもしれません。
前向きな期待を持つことも大事
もう一つ興味深いのが、物事に対する期待です。
「どうせうまくいかない」と思っていると、目の前にある話にもあまり興味を持てないことがあります。
逆に、「もしかしたら何かあるかもしれない」と思っている人は、話を聞いてみたり、少し調べてみたり、周りの出来事を注意深く見る傾向があります。この違いは、単に「ポジティブ思考をすれば幸運になる」ということではなく、例えば人との出会いでも、最初から「これは関係ない」と決めてしまえば、そこで終わります。少し話を聞いてみたことで、思っていなかったところにつながることもあります。
最初から諦めている人よりも、「何かあるかもしれない」と考よういえている人のほうが、目の前の出来事に気づきやすく、この小さな積み重ねが「あの人は運がいい」と周囲から見られる要因なのかもしれません。
うまくいかなかったときは
誰でも日常の中でうまくいかないことがあります。
予定どおりに進まなかったり、思ったような結果にならなかったりすることもあります。
そんなときに重要なのが、「不幸な出来事をどう捉えるか」です。
リチャード・ワイズマン博士は、運のいい人の特徴として、「不運を幸運に変える」という考え方も紹介しています。例えば、何か失敗したときに「失敗した」で終わらせるのではなく、「なぜこうなったのか」と考えてみる。原因が分かれば、次に同じことが起きないようにやり方を変えることもできます。
もちろん、嫌なことが起きたときに、すぐ前向きに考えられるとは限りません。そこで、少し時間が経ってから振り返って、「あのときの経験が後で役に立ったな」と感じることを増やしていけたいでしょう。
この考え方が、運がいい人と運が悪いと感じる人の違いにつながっているのかもしれませんよね。
まとめ
いかがでしたか?
「運がいい」と感じる人には、偶然だけではなく、日頃の考え方や行動にも共通する部分があることをご紹介してきました。
もし「最近、運が悪いな」と感じることがあれば、いつもと少し違う行動をしてみるのもいいかもしれません。思いがけない出会いや情報が、何かのきっかけになることもありそうです。
人材派遣の株式会社アークより、人事労務関連のお役立ち情報をお届けしています。
大阪府を中心に近畿一円および福岡県~東京都で人材採用に困りの企業様、お仕事をお探しのみなさまの架け橋として当社をお役立てください。お仕事のことならどんな事でも、まずはお気軽に人材派遣の株式会社アークにお任せ下さい!!




