交通事故防止のために

-感情ストレスのコントロールの必要性-

交通事故は私たちの日常生活において避けて通れないリスクの一つです。

そして、ドライバーの感情ストレスが交通事故に与える影響は因果関係があります。

今回は、運転中に経験する感情ストレスの種類・感情ストレスの対処法をご紹介します。

交通事故と感情ストレスの因果

感情ストレスは交通事故の重要要因の一つです。

急ぎ、イライラ、焦りの感情状態は、狭い車間距離、急激な加減速など危ないかもしれないとしながらも行動を誘発します。

感情ストレスは程度の差はあってもドライバーなら誰もが経験することではありますが、問題はネガティブな感情ストレスから脱却出来ずそのまま不安全行動を実行してしまうことで交通事故に繋がることです。

交通事故と感情ストレスは因果関係にあります。感情ストレスが適切にコントロールされない場合交通事故のリスクが増大します。

感情ストレスの種類

運転中に経験する感情ストレスは6種類に大別されます。職業ドライバーを対象者とした調査により、多い順に挙げると、

①立腹・イライラ(30.6%)

②事故不安(29.7%)

③焦り(14.4%)

④不快・悩み(11.7%)

⑤眠気・疲労(8.1%)

⑥神経質(5.4%)

となります。

この6種類の中でも一番多い「立腹・イライラ」と二番目に多い「事故不安」だけで全体の約6割を占めています。

「立腹・イライラ」と「事故不安」の感情ストレスの原因に「他車の行動」が多く指摘されています。これは大型トレーラーを運転する人から特に多く声があがっています。

大型トレーラーは速度を出せない、急制動ができない車両であるため車間距離を保ち安全速度に努めています。にもかかわらず、例えば自車の前に合図なしに割り込んで減速という行動に対して怒りの感情が湧きやすく、安全運転に努めているという自負心が優先関係やルールを無視する他者に対して抱かせています。

安全走行の努力に対して周囲の車から理解が得られていない、相互理解が得られないことによる苛立ちが出てくるようです。

「焦り」の感情ストレス原因には主に渋滞と勤務交代が指摘され、「不快・悩み」の感情ストレスについては、事故を目撃したり、他のドライバーとの軋轢によって喚起される場合と荷下ろしの際周囲に迷惑をかけているといった自車の制約条件に起因する場合とに分類されます。

その他「眠気・疲労」は加齢、勤務体系、勤務内容に起因し、「神経質」の感情ストレスは、商品事故を懸念したものや道不案内の場所を走行する条件が原因となっています。

感情ストレスの対処法

感情ストレスの対処法は、自己の感情状態に対して距離をおきながら冷静につき合うことです。

ドライバーは道路上で他車と錯綜することで「立腹・イライラ」してしまいます。またドライバーの期待した通りに相手が行動しなかった場合もストレスとして意識されます。ドライバーは感情のおもむくままに行動することが許されません。そのため、ドライバーに求められることは感情ストレスと上手くつき合うスキルを身につけることです。

例えば、

■感情が高ぶったときには、深呼吸をくり返してリラックスした状態に戻る

■スケジュールに余裕をもたせ時間に追われずに運転することで急いでいる状態のイライラを抑える

■十分な睡眠を確保し、長時間の運転の前には休息を取る

などでも効果は得られます。

また、「立腹・イライラ」を感じたときにそれを否定せず受け入れることで感情を認識し、なぜそのような感情が湧いてきたのかを考えることで感情のコントロールがしやすくなります。

参考:国際交通安全学会 ドライバーの感情特性と運転行動への影響 

まとめ

いかがでしたか?

感情的な状態が高まると、適切な反応や冷静な判断が難しくなり、交通事故のリスクが増大します。

感情ストレスを軽減し、事故リスクを低減させるためには、他のドライバーへの配慮を心掛け、寛容さや理解を持つこと、そして充分な休息やストレス軽減の方法を活用し、自己の感情状態に対して距離をおきながら冷静につき合うことが大切です。

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