ロシアウクライナ戦争

-尊重と共存の道への一歩-

8月は広島・長崎に原爆が落とされた月で平和についてより考える機会があるかと思います。

戦争の中でも目下のところとなっているのは2022年2月24日にロシアがウクライナに攻め込んだ「ロシアウクライナ戦争」。

今回はロシアとウクライナの歴史からロシアウクライナ戦争の発生経緯をみていき、個人を尊重することの重要性について考えていきます。

ロシアとウクライナの歴史

ロシアとウクライナの国柄を少しご紹介します。

ロシアの首都はモスクワで、旧ソビエト連邦の中心国です。安全保障理事会の常任理事国の1つで世界で公式に認められている核保有国です。

ウクライナの首都はキーウ(キエフ)で、旧ソビエト連邦の国でロシアとNATO(北大西洋条約機構)の国々に挟まれた位置にあります。人口の2割ほどがロシア人です。

ロシアウクライナ戦争を語る上で重要となってくるのが歴史的背景です。

ロシアとウクライナの関係は中世から続いています。9世紀にキエフ大公国と呼ばれる国があり、そこから分裂していったとされています。

ロシアは12世紀にロシアの原型であるモスクワ大公国となりモンゴルに従属していましたが15世紀にモンゴルから完全独立しました。

一方ウクライナはキエフ大公国の滅亡後にルーシ王国として相続しましたが14世紀末にモンゴルに抵抗する同盟国であったポーランドとリトアニアによって分裂されました。その後ポーランドから独立するため独立戦争を起こしロシアと同盟を結び独立したためウクライナはロシアの支配下に置かれました。

その後数100年を経て1918年のロシア革命後ウクライナは独立宣言をしましたがロシアに破れウクライナ・ソビエト社会主義国としてソビエト連邦に取り込まれました。その後1991年にソビエト連邦が崩壊しウクライナはソビエト連邦から完全に独立しました。

ソビエト連邦崩壊後も独立したウクライナとロシアの関係は良好とはいえません。ソビエト連邦時代の財産継承をめぐる問題が未解決であり、トゥーズラ島をめぐる国境問題、天然ガスの供給・料金設定をめぐる争いであるガス紛争、ウクライナからロシアへの乳製品の輸出に関する問題であるチーズ戦争など様々な問題があり、緊張状態が現在まで続いている状態です。

ロシアウクライナ戦争の発生経緯

ロシアとウクライナには様々な問題があると述べてきましたが、今回のロシアウクライナ戦争の主な発生経緯は2014年にロシアがウクライナ領と認められているクリミア半島の編入を宣言し、対立・紛争が始まったところからです。

2021年にウクライナ大統領のウォロディミル・ゼレンスキーにより「クリミア半島奪還後の【ウクライナへの再統合】方針」を定めた大統領令が発令されNATOとウクライナ軍の合同軍事演習開始後ロシアは長期にわたりベラルーシ側を含むウクライナ国境周辺への軍事力を増強してきました。

2022218日、アメリカ大統領のジョー・バイデンがロシア大統領のウラジーミル・プーチンがウクライナ侵攻を決断したと確信していると述べました。

2022224日ロシア大統領ウラジーミル・プーチンがウクライナでの軍事作戦を開始すると述べた演説を各メディアに対して公表し、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を含むウクライナ各地で攻撃を始めました。

なぜロシアはウクライナ侵入をすることになったのかというと、ウクライナがNATOへの加盟を目指しているのに対しロシアが恐れているからです。

NATO(北大西洋条約機構)は東西冷戦期の1949年にアメリカ・イギリス・フランスなどの西側陣営の12カ国が旧ソビエト連合や社会主義陣営に対抗するために結成した軍事同盟です。

防衛を最大の目的とし加盟国に対する攻撃は全加盟国への攻撃とみなし集団的自衛権を行使すると規定しています。

そのためウクライナがNATOへ加盟するとウクライナがロシアに従順でなくなり、ロシアがNATOにより攻撃されるかもしれないと考えロシアはウクライナ侵攻したとされています。

ロシアウクライナ戦争から考える-尊重と共存-

ロシアウクライナ戦争で被害を受けているのは、国というよりも個人であるロシア人、ウクライナ人です。

この戦争で私たちが忘れてはならないことは戦争や政治的紛争は個人にとって非常に困難な状況をもたらすことです。戦争は複雑で悲劇的な出来事であり無実の個人が犠牲になることもあります。私たちは人々の背景にある人間性を理解し尊重する必要があります。

ロシア人とウクライナ人は共通の歴史と文化的つながりを持ちながらもそれぞれ独自のアイデンティティを持っています。この事実を認識しお互いの違いを尊重することにより共存への一歩となるでしょう。

そしてロシア人やウクライナ人を一括りにして蔑視することは、お互いの理解しようとする試みを阻害し対立を悪化させることにつながります。

私たちは個人としての人間性を尊重することに焦点を当てなければなりません。

まとめ

ロシアウクライナ戦争は、歴史的背景や、個人の尊重と相互理解の欠如が背後にある複雑な戦争です。

私たちは相互理解と寛容さを促進させる努力をしなければなりません。和解と平和のためには、国際社会と個人の双方が協力し共通の地盤を築く必要があります。

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