穏やかな人間関係を築く
上手な折り合いのつけ方

人間関係においてむずかしいのが価値観の違いではないでしょうか。自分が善だと思うことが相手にとっては善ではなかったり、よかれと思ってしたことが実はお節介だったり。

社会とは、様々な価値観を持つ人が集まるところですが、その中で穏やかな良い人間関係を築くにはどうしても折り合いが大切になってきます。そこで今回はその折り合いについての考え方を紹介したいと思います。

お互いに納得できる妥協点を見つける

「折り合いをつける」とは、人間関係においては、「関係性をまとめる、調節する」という意味で使われます。類義語は「譲り合う」「歩み寄る」です。

つまり、折り合いをつけるためには自分の主張だけを通そうとするのではなく、また逆に自分だけが我慢をするのでもなく、お互いに譲り合い納得できる妥協点を見つけることを指します。

人と上手に折り合いをつける方法

ここからは、折り合いを上手くつけるために大切なことを見ていきましょう。 

■相手の立場になって物事を考える

もし意見がぶつかったとき、自分の考えが通らないと腹立たしく感じてしまいますよね。おそらく、相手も同じでしょう。しかし、なぜ分かってくれないのだろうとお互いにイライラしていても、いつまでも解決には至りません。

まず、心を落ち着かせ、相手の立場にたって想像してみましょう。全く違う角度から物事を見ることができれば、お互いの妥協点が見えやすく、折り合いがつけやすいでしょう。

■白か黒かを決めつけない

折り合いをつけるというのは、少なくともお互いが相手の言い分に耳を貸すということです。つまり、歩み寄りの姿勢が折り合いをつけるポイントになります。

「0か100か」「白か黒か」というように、初めから答えはひとつだと決めつけるのではなく、色々な考えを取り入れたり、相手の反応を見ながら代替案を提示するなどの柔軟さを心がけることが大切です。

■折り合いをつけることを前提にしない

「折り合い」とは、あくまで人と関わりながらも心穏やかに過ごすための方法です。初めから自分主導の「折り合いありき」では上手くいかない可能性もあります。

まずは相手の話をじっくりと聞き、自分の考えも伝えましょう。その上で少しずつお互いに歩み寄って納得できるポイントを見つけていくのが、上手な折り合いのつけ方です。

まとめ

みなさんの周りにも、誰とでも上手くやっていける人が職場に1人や2人いらっしゃるのではないでしょうか。そういう人は、きっと折り合いのつけ方が上手だといえそうですね。

家族や友達とさえ、考えが違ったり意見がぶつかることもあるでしょう。しかし、たとえ考えや意見の対立があったとしても、お互いに良い方向に進んでいこうとする気持ちがあれば、折り合いは自然とつくのかもしれません。

穏やかな人間関係を築くために、自分から変わることで、相手の反応も少し違ってくるかもしれませんね。

 

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